大学授業料無償化!? いつから 対象者
大学の授業料免除など教育無償化の実現に向け、与野党が教育国債を創設して財源を確保する検討をはじめました。
教育無償化に関しては、小池東京都知事が私立高校の授業料無償化の所得制限を緩和したり国民の大きな関心となっています。
安倍晋三首相も教育無償化に対しては実現に向けて意欲をみせていますね。
しかし、大学授業料無償化の実現に関しては、さまざまな壁が立ちはだかっています。
最大の問題が財源です。
現在の案では財源に関しては、教育国債を新設するという事ですが、教育国債とは簡単に言うと借金になります。
そのため麻生太郎財務相は「返還財源がないのに国債を発行する事になる。」と批判しています。
現在、大学に進学した時の奨学金が卒業後にも返済できないなど社会問題にもなっていますので、大学授業料を無償化する事によって解決されるという見方もありますが、世代間や大学進学を希望しない人などとの不平等感ができるなど一筋縄ではいきそうにありません。
すでに今月には教育無償化の財源を論議する特命チームが立ち上がり、教育国債の新設などについて検討し、6月をめどに提言をまとめる方針だそうです。
大学授業料無償化は私たち国民にとって非常に関心の深い問題ですね。