待機児童問題とは 待機児童の原因と対策

待機児童 原因 対策

認可保育園に入所申請しても定員オーバーのため入所する事ができないという待機児童問題。

 

政府は2017年度末までに待機児童を解消するという目標を掲げていましたが、2017年度末までに目標達成する事はできませんでした。

 

政府の待機児童解消のための現行計画では、13年度から5年間で保育の受け皿を50万人分を確保することになっていますが、これについて安倍首相は「雇用が増え、女性の社会進出も進んで申請が飛躍的に増えた結果、地域によってはなかなか保育所に入れない状況が続いている」と説明しています。

 

政府の待機児童ゼロ対策 2017年

それでも政府は「待機児童ゼロという目標は決して降ろさない」と明言し、2017年6月に新プランを策定する方針を打ち出しました。

 

新プランに関しては、2017年4月時点での待機児童の状況を踏まえて策定するという事で、プラン内容や目標期限などは現在未定になっています。

 

昨年は「保育園落ちた日本死ね!!!」という匿名ブログが話題になりましたが、社会問題となっている待機児童問題の早期解消を望む声は年々大きくなっています。

 

早期解消をお願いしたいですね。

 

待機児童は本当はもっといる?!

2001年に、待機児童の定義を国が変えたのはご存知ですか?
自治体が独自に助成している「認可外保育施設」を利用しながら待機している児童らは、待機児童からのぞいてよいことになったんです。

 

どうしてこういう風になったかというと、厚労省は「自治体が独自の基準を定めて適切な保育をしているため」としています。
定義が変わった2001年に、旧定義でみれば3万5144人(4月1日時点)だった待機児童数は、新定義で2万1201人に「減少」しています。

 

これは数字の上だけのことで、実際に認可保育園には入れてないのです。

 

幼児教育無償化へ

今後は保育園や幼稚園が無償化されるので待機児童が早く解決されることを望みますね。

 

認可外保育園も上限はあるものの対象となっているので利用する事も考えてみましょう。

 


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